介護ロボットがしてくれることはお世話ではなく、指導だった!
介護ロボットは今後まちがいなく老後の私たちの暮らしに必要な役立つグッズになると思います。
友人と高齢の母のオムツの話になり、どんなに高齢でもそれは恥ずかしいことだとわかったのでした。恥ずかしい気持ちって年齢で薄れるのかと思っていたのですがそうではないのです。
もし、自分がそうなったらどうしよう?ということになり、友人は「ロボットにしてもらう、」といったのです。そういう時代くるかなあ、とわたしは思いましたが、想像したことは大体現実になっているから、あり得ないと思うけどあり得るのかな?と思いました。
実はそうではなさそうでもっといいことになりそうなのです。NHKのあさイチ!で介護ロボットは力の手助けではなく、改善や自立を促してくれる存在だったのでした。
介護ロボットとカメラと人間のチームで寝たきり高齢者を見守り、ロボットは、「そろそろ起きて散歩しましょうか?」と声をかけるのです。
そんなふうにロボットに声かけをしてもらい、半年付き合った人が寝たきりから昼間はまったく寝ることがなくなったそうです。歩行器を使って歩いたり杖を使ったりしてかなり改善できたのです。
人間の力もなかなか侮れません。使えば動くのです。意識と体を動かすことの大切さを知りました。
だから今介護されない自分をできるだけ長く保てること、万一寝たきりになりそうになっても改善の余地はあるのです。
だから人生最後の際までは認知症にならないこと、体も動かせること、介護されないこと、の状態を維持できるよう、こころも体も鍛えておこうと思いました。
介護ロボットが教えてくれたことは、人は意識して体を動かし続けることの大事さ、動かしていれば、あきらめなければ動くということです。
専門家が介護ロボットを使い声かけをしているのですから人がすればいいだけのことのようにも思いますが、カメラとつながっているのでひとりの専門家が数人見やすいし、長期の見守りも可能であとで分析して最良な方法を選ぶことも可能だと思いました。
つまり、介護ロボットは人手不足を補う人の役目も果たしているし、可愛いのでペットの役目も果たして心のケアもしているともいえますね。