50歳はおしゃれ元年って本当だと思う。

50代、60代からの人生って自分の好きを大切にていねいに暮らしたい、ですね?

 

今まで生きてきて自分スタイルも決まってくるし残りの人生も見通しできるようになってくるのが50歳過ぎたころでしょうか?

それと、着るもは少し変わってくる時期でもありますね。スタイリストの地曳いく子さんもおっしゃっています。50歳はおしゃれ元年だと。

 

わたしがデザイナーになりたての頃、澤地久枝さんがおしゃれをするようになったのは50歳過ぎてから、というのを聞いた時、もうきれいじゃなくなってからなんてもったいない、50歳過ぎてからはじめてもそんなにきれいにはならないと思うけど、と思ったものでした。

自分が50歳をとっくに越して思うのは、50歳なんて若い!です。黒柳徹子さんは薬師丸ひろ子さんが60歳と聞いて、恋も結婚も60歳なんてどうにでもなりますよ!と言われるのを、感慨深く聞いたのでした。

 

今がいちばん若い!て本当です。これからの未来に対しては今が一番若いのです。出産以外はたいてい間に合うのです。

人生最終章に入ってもおしゃれをして経済にも貢献し、楽しく暮らしたいですね。90歳過ぎても着るもので人は元気にもきれいにも見えるのは母の介護をして思います。

ありがたいことにおばあさんて可愛いものが似合うのです。色もやさしい明るい色が似合うのです。若いころは寒色ばかり着ていた母もペールトーンのピンクやラベンダーの方が似合うようになりました。

 

色白でなくシミもシワも多くても着るもので変わるのは驚きでした。もちろん素顔ですが、着るものの影響って大きいです。

高齢者でもメイクをする人もおられますが、私はメイクは要らないと思います。かさついた肌にファンデーションはなじまないし、赤い口紅も違和感があります。

それよりもヘアスタイルの方が大事だと思います。こまめなカットも大切です。髪色はグレイもきれいです。

 

50代や60代ではグレイ系の黒の方が若々しい場合が多いです。たまにきれいなグレーの方もいらっしゃいますが。

白髪なのに茶色の明るめの色で染めているのはたいてい品がなく見えますね。若い場合は明るい茶色もきれいですが、白髪に明るい茶色が混ざっているのは、キレイではありません。

また、白髪に真黒の高齢者も違和感があります。白髪になった50代、60代ではグレイ系黒やグレー方が自然ですね。やはり、土台を生かし補う感じが素敵だと思います。

 

服、髪、歯、爪などに気をつけてさらっとしたオシャレや、自由な気持ちがあれば、面白い服なんかもいいと思いますね。