嗜好品外来は、嗜好品で健康改善する方法を教えてくれる!

嗜好品外来というのがあるのご存知ですか?薬を飲むほどではないけれど、正常値の高いラインの人(ギリギリ正常値)に、数値が下がる嗜好品を教えてくれるのです。

その方法は、きちんと健康診断を受けてから。約2年前、日本で初めて開設されたのが、戸田中央総合病院の嗜好品外来。

つまり、栄養摂取が目的ではない嗜好品で健康効果を上げる方法ですね。

 

 生活習慣病が気になる方は誰でも受診できますが、特に血圧やLDLが高めの方には良いそう。血圧の数値では140~160以上になると対象外になる場合もあるそうで、この場合は薬での治療が必要な場合ですね。

実際には140~160以上の方も多く血圧が下がっていました。半年から1年は様子を見た方がいいと思います。薬でもサプリメントでもないのでおいしければ続けやすいですね?

昔から食養生といいますから自然な方法です。

 

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 カカオマス70%以上のチョコレートは血圧を下げる!

血圧を下げるのに、実際に食べて効果の高かったのが、カカオマス70%以上のチョコレート。一日20gから30g食べるのです。

ミルクも砂糖も入っていないので、はじめは苦いだけなのですが、慣れるとクセになる味だとか。冷蔵庫で保管。手軽ですね?

 

 

 純ココアはポリフェノールで血圧下げる!

もう少しおいしい飲み物で血圧を下げたい場合はココアがおすすめ!

「豆乳ハチミツココア」の作り方

ピュアココア5gを10mlの熱湯で溶いて、温めた豆乳120mlを注ぎ、ハチミツを小さじ2杯加える。

コーヒーは砂糖なしで飲む方が多いですが、甘くないココアはおいしくないですから。

 

豆乳に含まれるイソフラボン、ハチミツに含まれるケルセチンは血管をしなやかにする効果があるため、血圧が気になる方にはおススメです。

ハチミツは、いろいろな種類のポリフェノールを含む健康食材であり、吸収が早くすぐに脳のエネルギーとなるので朝や3時のお茶タイムにいいですね?

 

 ココアも封を切ったら冷蔵庫で保管。劣化するし室温はダニがつきます。生モノでなくても封を切ったすべての食材は冷蔵庫で保管が基本ですよ。

 

 

 クルミは、青魚が苦手な方におすすめ!

クルミに多く含まれるαリノレン酸は、体内に入るとおよそ15%がDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸に変化し、EPAは血中の血小板が固まるのを防ぐため血栓を予防する働きがあり、DHAは毛細血管内での赤血球の流れをスムーズにする働きがあると言われています。

 

わたたしはベジタリアンに近いのでクルミを常備しています。ナッツはいいと言われるし、アーモンドやカシューナッツ、ピーナッツなど何でも好きですが、常備しているのは、クルミ、次にときどき食べるのが落花生です。

クルミや落花生を選ぶ理由は、日本でもできるからです。その土地に出来るものがそこに住む人に合うというのが基本だから。

オメガ3脂肪酸をサプリメントや油で摂ろうとしたこともありますが、臭いのでクルミに落ち着きました。クルミは油の質もいいと言われますから。

 

わたしはいろいろ試して料理の基本は、太白胡麻油(生搾り)です。油は加熱してから酸化がはじまるので生搾りがいいのです。スパゲティの時はオリーブオイルの質のいいものです。補足としてクルミです。

クルミは青菜のあえものやカレーのトッピングや、手作りドーナツ、バナナケーキにも使うし、お茶のお供としてもいいです。

 

そして出来るかぎり国産を選びます。次は外国産でも無添加を選びます。

ナッツ類の量は、30g/1日が目安。片手の手のひらにのるくらい。

 

 

去年、和クルミは小さいけど身離れがいいと書いてあったので3キロとクルミ割りを買いましたが失敗でした。炒って割るのですが、固いし実が小さ過ぎてめんどうでした。

 

緑茶も脳卒中や心筋梗塞になるリスクが抑えられるというデータがあり、一日、4杯か5杯が目安。高齢者でココアより緑茶が飲みやすい方はこちらがおすすめ。

カカオマス70%以上のチョコ、砂糖なしのココア、クルミ、緑茶、嗜好に合うものを選べば続けやすいですね?

 

食べたモノで体は出来ているし、食べ物と食べ方は健康の基本ですから大切ですね。