台所用品は必要最低限で整理し処分する。
わたしはきれいな部屋でスッキリ暮したいけれど片付けも掃除も嫌い、だったら掃除しやすい部屋にしよう、それにはモノは少ない方がいい、と思いました。
めんどうくさがりですが、きれいな部屋には住みたいし、健康的でおいしいものを食べて生きたいのです。
そこで、生活に必須なモノやコトを調べ選び決定しシステム化していきました。今まで好きなモノが大人になるにつれ少しづつ変化していきテーストが広がってしまったのを、整理しつつ体系化していったのです。
30歳近くなった頃から知識も増え、いろいろ使った経験もあるし自分の好みが決まってきて選ぶ力もついてきたから。
まず、衣食住のひとつ、食のための道具から決めます。
台所用品は何がどれだけ必要か?
ごはんを炊く。汁ものやおかずをつくる。お湯を沸かす。パンを焼く。茶碗蒸しや冷えた食品や冷凍食品を温めて食べる場合に必要な蒸し器。これができる道具だけでいい。
※一人暮らしの場合。
ごはんを炊く⇒ごはん土鍋(一合炊き)
汁ものやおかずを作る⇒多重層ステンレス鍋、土鍋、フライパン
(お鍋は18cmと15cm) があればいい。
お湯を沸かす⇒ステンレスのやかん
パンを焼く⇒ガスレンジのお魚焼きグリルでOK.
急須は日本茶と紅茶の両方使えるようにまあるい形で二杯飲めるくらいの大きさを選びますし、磁器のほうが向いています。まあるい形は対流がうまくいっておいしい紅茶が入ります。
お鍋関係は、全部で6個程あれば十分です。
少ないごはんは炊飯器より土鍋がいいです。炊飯器のようにかさばりませんし、価格も低くてもおいしいごはんができます。時間は30分。
このお鍋の詳細は⇒萬古焼き土鍋
ごはんは最初は炊飯器しか頭にありませんでしたが、時間はかかるし、大きくてかさばるし、一合だと大きな釜の下の方にしかごはんがない、状態でした。
それで土鍋で炊いて見たらこの方がずっとよかったのです。おいしさは同じくらいですがかさばらず、短時間で炊けるし、価格も安いです。
お鍋を多重層ステンレスにするのは。煮えるのが速いし水分の蒸発が少ないし、焦げ付かせてもお鍋が傷みません。丈夫で長持ちしますし、アルミやホウロウのように害がありません。(わたしはビタクラフトを使っています。)
はじめは知らなくてアルミの小鍋を使っていましたが、じゃがいものお味噌汁を作ると煮えるまでに水分が蒸発して少なくなってしまうのですが、ビタクラフトだとすぐ煮えるし水分も蒸発が少ないので食べる量に合わせてつくるのが簡単です。
フライパンは鉄(健康にいいしおいしいから)手間は少しかかります。
熱い時に洗い乾燥させ、油を塗っておく。すぐ洗わないと汚れがこびりつき落ちにくくなるのです。
お皿は、漆、染付、粉引き、黒天目にコーヒーカップと紅茶カップがあればいいです。
最低数は、漆のみそ汁椀、コーヒーカップと湯のみのとお皿は粉引き。紅茶カップは好みの柄の白磁、ごはん茶碗とお皿は粉引きと黒天目のふたとうりあってもいい。または藍の染付の三とうりあってもいい。
これでも合計で10枚から25枚くらいです。毎日同じお皿なら10枚でいけるのです。
その他で必要な道具は、洗い桶、まな板、ステンレスボールの大、中、小の3個、包丁、ピーラー、しゃもじ。お箸、スプーン、フォーク、コーヒースプーン、お玉、菜箸、バット、金ざる、味噌こし、すり鉢、水切りかご、など。
ほぼベジタリアンのわたしは、ステンレスの包丁が1丁あればいい。
湯沸かしポットやトースター、電子レンジは使いません。
その変わり、蒸し器の穴あき容器があると、18cmのお鍋にこの容器を重ね、タオルペーパーを載せお鍋のふたで蒸し器になります。
電子レンジを使わないので冷凍のおやきを蒸したりごはんを温めたり、に使います。
あとは、お寿司が好きなので、すし用の木桶は持っています。
結婚式の引き出物によくある、有田焼のお皿などはもったいないですがすぐ処分します。備前や萩焼き、九谷焼などでいいものがあっても買いません。
意識していないといいものはたくさん出会うので増えてしまうのです。だから見て楽しむだけにしておいて、割れたら同じテーストで買いたすのです。