認知症予防は生活習慣が基本、というけれど
認知症は本人も哀しいし、介護する人も使辛い
認知症予防で大事な毎日の習慣では、1日に2回は鏡をみること、毎日30分は歩くこと、つまり、有酸素運動が大事とのこと。それからよく噛むこと、会話することなども大事なのだそうです。
認知症のなかでも患者数の多いアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症では、生活習慣病(高血圧や糖尿病等)が発症のリスクを高めることがわかっています。
また、生活環境が深い影響を及ぼすので、食生活の改善や運動によって、脳を健康な状態に保つことが予防になるとのこと。
会話以外はひとりでもできることですね?しかし、鏡をみることって、家族がいるか、誰か近所の人でも会わないとしなくなる可能性も大きいので、近所に会える人がいない場合はデイサービス利用なども必要ですね?
でもそれが好きでない場合は趣味の教室かボランティアの方がいいかもしれません。そこまでの体力がない場合はどうすればいいのでしょうね?
デイサービスではスケジュールがありますから、したくないこともあるでしょうし、ただ誰かとおしゃべりしたり昼寝したりだけでいいと思ってもそこまでの自由はありません。
長生きでなく適当な年齢で終えることが理想
理想は90歳でも自分のことは自分でしてデイサービスは利用しなくてもいいことでしょうか?介護支援、つまり、お買い物を支援してもらえば、家のことはすべてできるレベルでい続けられることでしょう。
実際、このレベルの人は少なくはありませんが、火の始末などは気がかりではありますね。ガスやお湯沸かしなどはコンロの自動装置で守られる形が結構役立つと思います。
ですが、脳も体も一人でも生活が難しい状態で長生きはしたくないですね?点滴や栄養の管などをつないだ状態で生きている実態は可哀そうです。
曽野綾子さんの、人は適当な時に死ぬ義務があります、ということばはそのとおりだと思います。長生きだけが幸せとは思えません。人としての尊厳を持った状態で生きていけなければ幸せではないと思います。
または一人暮らしでも料理はしなくても近くや施設内で食堂があって選べるくらいがいいですね。つまり火の始末は心配しなくていい、家政婦さんがいる状態に近い形がいいです。
つまり必要なレベルで見守りがあるのが理想です。好き嫌いが多いわたしは与えられた食事で生活はかなり抵抗があります。
ベジタリアンメニューがあればいいのですが、そう考えると経済的に余裕が必要と言うことになります。やはりお金はたいていのことを解決できるのです。