親の介護をしていると健康と認知症にならないことがいちばん!と思える。

親の生活支援を3年、その後入院から長療養型の病院へと親の暮らしを助けはじめて4年目になりました。88歳からひとりでは少し無理がでてきたのです。

近所には94歳で買い物以外はひとりで出来ているひとり暮らしの人もいますから個人差は結構ありますね?

 

その後、食事を受け付けなくなって入院しました。点滴とミキサー食を繰り返す日々です。今は毎日病院へ通い3時間くらいいっしょにいます。

寝ていてもだれか家族がいる方が安心なのでは?と思うから。

 

寝たきり、目が見えない、認知症は食い止めたい!

この生活になって、同じように入院している人、その家族の方に会うことで80代後半にもなると目の見えない人、歩けない人、寝たきりの人、胃や鼻から食べ物を摂る人の多さにびっくりします。

オムツはいい方で排尿も管を通しているので自宅では無理な人もいます。今まで知らなかった病気の人って多いです。

 

長生きって幸せだろうか?突然死って案外いい方では?孤独死も早めに発見されれば幸せな方ではないかしら?などと思えます。

80代以上でこの長期療養型の病院に入院している方は、認知症がまったくない人は少ないです。暴れるようなひどい人もいません。そこまで元気がないという反面もあるのかも知れません。

 

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わたしはこんな状態で入院生活を送ることだけは避けたいと思います。今の高齢者はお金も人手もあるし、施設もどこかには入れるのです。理想どうりではないけれど。

お世話は職員の方がしてくれるのですが、家族は毎日来る人も少なくないですから。

 

ですが、今後15年から20年先は、お金も余裕はないし、人手も子供が少ないとか、いないとか、独身とかも多いです。高齢人口も多くなるし、逆に介護スタッフは少なくなるし、認知症にも病気にもなってはいられない状況だと思います。

 

健康寿命だけをのばし、入院生活は短くする方法は?

食べ物に気をつけ、体を動かし、心豊かに暮らすことで、健康寿命を長くし、そのあとは、入院しても食べられなくなったらそのまま消えたいと思います。

これが親の介護から学んだ自分の終わり方です。一つのメニューをミキサーで砕きトロミ粉をたくさん混ぜたものってかなり気持ち悪い食べ物だと思うのです。

 

メニューによってはポタージュとしてありでも、あり得ないものもただ栄養バランスだけを考えて出される食べ物なのです。

ベジタリアンのわたしは、野菜と肉の煮物をミキサーで砕いたものなど死ぬより嫌です。こういう場合は玄米おかゆかジュースなど食べ、受け付けなくなった時は寿命だと思いたいのですが、認知症になっていたら聞いてもらえないと思うと恐いです。

だから今できることはしておこうと思います。芸術にも触れて感性は豊かに生きていたいです。長生きではなく最後まで人間として生きるために。