茜色の漆器、粉引き、黒天目、染付の食器があればいい!

好きな器はたくさんありますが、自分でお家で使うのは少しでいいと思います。

古代茜の漆器、白よりもやさしい粉引き、どんな色の素材も料理も映える黒天目、藍の染付の器があればいいです。

 

 

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好きな器を見れば買っていると、すごい量になるし、管理も大変だし、よく使う器は決まってくるからです。

 

お寺の修行僧の方が使う食器は5,6枚で全部重ねられて全部ですべてまかなえるそうですからひとり暮らしの生活ではそんなに要らないと思います。

その器はお味噌汁からごはんまで全部まかなえて、木の色そのままか、漆で出来ていました。お家でそれがすべてだったらシンプルでいいなとも思うのですが、生きているときしかモノは使えないのですから好きな器は楽しみたいです。

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これほしいな、と思うのですが、一番外側の大きいのは僧の托鉢用でわたしには要らないですが、サラダボールや、かんたんひとり用お寿司つくりによさそう。これだけでは不足するのがお魚用の長四角のお皿あれば、一汁三菜の和食には十分。

 

お料理が映えておいしく感じられ、使うたびにいいなあ、と感激するくらい好きなモノだけで暮らしたいです。そして飽きのこないものがいいです。

お家では中華も洋風も和風もひんぱんに作るわけでもないし、和風でもあらゆる料理をするわけではないので必要なものだけでいいです。

ありがたいことに、和の器は洋食も中華も合います。コース料理のように家庭で作るわけではないので、これで十分です。

 

お味噌汁は、おいしくて健康にもいいし毎日食べるから大好きなお椀がいいです。朱色でも黒でもない、渋いワインのような古代茜が好きです。

 

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カレーも好きなので黒天目か粉引きの少し深めのお皿がいいです。まあるい平たい洋皿は嫌いです。藍の染付はたいてい合いますが、カレーは合わない気がします。

 
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日本茶は粉引きでもいいし染付の藍でも、コーヒーは合うのは多いですが私は粉引きか益子焼き。

 

黒天目もたいてい合いますがお茶はあいません。でも、抹茶は合います。黒はなんでも料理がおいしく見えますね?

和食の老舗の料理人のプロに、おいしく見える器は何色ですか?とお聞きすると、「黒です。」ということでした。この時はわたしは白なのかと思っていましたのですが、納得です。

 

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定年からの生活は大勢食事に呼ぶこともないのでたいてい1枚か2枚づつ買います。ごはん茶碗は一個づつしか買いません。何かの時にとかは置きません。いつも使うものだけでいいです。

紅茶カップだけは洋風の感じの花柄でもいいし、内側が白であることと、あまりぶ厚い器は合いません。白磁タイプがいいです。

 

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漆は木製、天目と粉引きは土もの、紅茶カップと藍の染付は磁器です。益子焼はコーヒーカップとソーサーだけ。ガラスはジュース用があればいいです。

 

サラダやそうめんなどはガラス食器は使いません。果物もガラスは使いません。もう使いませんがお弁当箱は漆が好きでした。おいしそうに見えます。

定年後の暮らしは、暮らすことが仕事、暮らしが人生なので楽しんで暮らしたいです。