お弁当は調理法と詰め方で、雑菌が増えない工夫を!
食べ物はすべて時間が経つと雑菌が増えるという事実!
誰かが作ってきたおにぎりを食べて一緒に旅行していた人たちが13人も食中毒になったニュースがありました。0-157で死者が出たことでお店が閉店になった例もあります。
つまり、菌によっては命さえ危機があるのです。だからひとごとではないのですね?
お弁当について気をつけることは昔と今とではわたしは変わりました。知ってよかったことも不便になったこともあります。
テレビで見たのですが、体の具合が悪くなって病院に行ったら、食材からのダニが原因で起こったことだったというものでした。
粉類、スパゲティ、煮干しなどすべての食べ物にダニや雑菌が入る!
室温では、スパゲティや粉類、お菓子、煮干しなどの魚介類含めてすべての食材にダニは入っていって増えるのです。乾燥しているものでさえも!
湿っているものや、甘いもの、動物系はさらにひどいのですが。
密封以外、一個づつ紙で包んでいるアメやお菓子も同じです。室温ではダニが入って行き増えるのです。これは顕微鏡の写真をテレビでみてとても気持ち悪いものでした。
ことばで聞いても、そう?という感じですが、テレビで画像を見たら説得力あります!
それからは料理も、お菓子も、食材も、調味料も封を切ったものはすべて冷蔵庫に入れています。カレーや食べきらなかった煮物などが室温においておくことはありません。
一個づつ包んでいて袋に入っているお菓子も少し食べて残りを戸棚に入れていることは良くあることだと思うのですがこれも今は絶対にしません。
巻きずしなども冷蔵庫に入れると味は落ちますが全部冷蔵庫です。
ごはんは冷蔵庫か冷凍かどちらかです。土鍋で昼炊いたものは夜までもそのままで傷みはしませんが冷蔵庫に入れます。
自宅ではこれでいけますが徹底する人はほぼいません。ひとり暮らしの友人は同じテレビを見ていたそうで私と同じようにしている人はいますが。
お弁当は傷んでいなくても雑菌は増えている!
そのテレビを見てから、お弁当って雑菌やダニが増えていることが納得できました、たとえ傷んでいなくても。
通勤途中にも増えるから会社に行って冷蔵庫に入れても遅いし、ない場合も多いでしょう。学校にはどうしてもお弁当が必要な場合もあるでしょう。菌を増やさない工夫しかないですね?
キャラ弁は厳禁です。作る時間がかかる分、さわっている部分が多い分、菌が多くつき増えます。
水分を含むもの、魚介類や肉類は特に増える!
できることは、ごはんを酢飯にする。梅干しならみじん切りにして全体に混ぜる、など。水分のついた野菜、汁を含んだおかずは入れない。魚介類や肉類のおかずは極力入れない、など。
プチトマトを入れるなら緑のヘタは取り、ペーパータオルで表面は拭くなど。おにぎりはラップで握る。卵焼きは半塾部分がないようにしっかり焼く。
丸ごとのミカンやリンゴは大丈夫ですが、イチジクは開いているので傷みます。
お弁当は見た目より、調理方法や詰め方が大事!
こういうことを考えるとお弁当についても、カラフルに見た目を重視し過ぎていると思います。
極端に言えば、おにぎりとお漬物とみそ汁だけでもいいと思うのです。お味噌汁は無添加でおいしいものを取り寄せておけばいいし。
お弁当箱に詰めるなら少しづつ多種詰めなくても、おかずに適したものを3種くらいでもいいのでは?と思います。
だから、彩のパセリは不要です。
私の場合は、卵焼き、きんぴら、グリーンアスパラを茹でたものにお漬物とか。
かんたんな五目寿司風に卵焼き、野菜の煮物とか。五目寿司風は買ったすし酢を使えば簡単にできるので。混ぜる具は、漬けものや胡麻などあるものでもできますから。
お弁当に大事なのは、豪華に多品種詰めるのではなく、食材や調理法を選ぶ、汁が出ない、さっときれいに詰める、仕切りを入れる、などで雑菌が増えない工夫が大事だと思います。
お弁当って食べ物を持ち運べればいいんだった!
インド旅行でダージリンのホテルから、食事のできるところのない場所に行くのでホテルでお弁当を作っていただいたのですが、そのシンプルさに感動したことがあります。
紙の箱に入っていたのは、小さなまるいパン、小さなリンゴまるごと、小さな茹で卵、紙パックのオレンジジュースでした。
これを見た時、びっくりしたのと、なんか原点に引き戻され、これからは食べ物を大切に暮らそうと思ったのです。
お弁当ってお腹がすくから何か食べればいいのであって、きれいでおいしそう!でなくてもいいんだ!と妙に納得しました。
お弁当は傷まないだけでなく、雑菌がつきにくく、増えにくい工夫が大事だと思います。