はしごに登って下を見る…

遠い記憶のかけらですが、田舎のわたしが育った家には、たばこの乾燥室の天窓調整のためのはしごがありました。この梯子は長ーいのです。

普通はしごは二階に上がるためですが、この梯子は二階の天井に上がるためなので子供にとってはとてつもなく長いのです。

 

たぶん5歳くらいだと思うのですが、二つ上の姉と二つ下の弟と、年の順に上りました。はしごを手でつかむのですが子供の手には大きすぎて少ししかつかめず、とても恐いのです。

おそるおそる、ゆっくり登りました。小さくて運動神経も鈍い私でしたが、スリルはすきだったのでしょう。

 

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みんなで登り終わって下を見ると、はるか下に感じてとにかく怖いのです。このスリルが好きでよく登りました。

 

上って下を見るだけです。

 

これが遊びでした。父も母も一日中畑でお昼ご飯の時しか家には帰りません。こうやって長い一日を兄弟姉妹で遊びました。

テレビもなく、おままごとやけんけんをして飽きたらこんなことをしていました。子供ながらの遊びの中のアクセントだったのでしょうか?

 

この絵は50歳になってから絵を学び始めて、ガッシュで描きました。家の周囲の景色は、思いいだしながら描きました。

周囲は夏なので青い実をつけたミカン畑でした。

 

タバコは子供背丈くらいになり、大きな葉は一枚づつとって縄にはさみこみ乾燥室につるし、火を入れて緑が黄色になるまで24時間2週間くらい焚き続けるのです。

この葉がたばこを吸う、あの茶色のタバコになるのです。

この梯子に登った時の、手でつかめなくで恐かったドキドキは今も思い出すたびに生々しく思い出します。

認知症予防って可能なのだろうか?

母はしっかり者で甘えない性格でした。でも90歳頃からお金も管理ができなくなりました。生活の支援が必要になったのは89歳頃から。

完全に一人暮らしはできなくなったのです。自分のことはできるのですが、火の始末などが不安になったのです。

 

思えばこの時はもう認知症だったのに気付いていませんでした。この時気付いて適切な病院で治療を受けたら、そのあとの3年間の家族の苦しみはかなり軽減できたと思います。

 料理が簡単過ぎ、物忘れがひどい、怒りっぽいなども認知症の表れ

コーノメソッドの認知症専門医を知ったのは雑誌から

雑誌の記事からネットで検索し、全国的にコーノメソッドを実践する医師は存在することがわかり、となりの県でしたが診察を受けました。

認知症で意味不明なところで怒る、というのが改善されたのは救われましたが、案外知らない人が多いのです。

普通の病院の関係者の方も、今入院している、長期療養型の病院でも、看護師さんもコーノメソッドのことは知らないのです。

 

テレビでも見たことはありません。しかし、ネットではたくさんヒットしますから、知っている人も少なくないのに…

なぜ、もっと広まらないのだろう?と思います。使われる薬は特別でなありませんが、とても微調整して使われるし、問診に時間をとってくださいます。

 

70歳近くなったら、あれっと思うことがあったら認知症チェックをして見るといいと思います。まだまだ自分で考える力がある時に、遺言なども作っておきたいものです。

 

点滴や管につながれた生は生きている気がしません。自分の時は自然でいいと思います。点滴で数カ月も何年も生きていたくないです。体の不自由よりも、意識がわからないことの方が寂しいと思います。

 

1日8000歩、そのうちの20分は速歩き

毎日、歩く人は多いですが、速歩きを20分をとりいれることは、認知症予防にも効果があるそうなので、実行したいと思います。

意識は、大股だそう。大股になることで背筋が伸び腕を振り、姿勢がよくなるのですべてがよいのだそうです。

速歩きとは、鼻歌が歌えないくらい、が目安とのこと。

 

親が長生きだと、自分の老後がすぐなのです、これも考えていませんでした。体も頭も心も健康でいたいですね。突然死って幸せな方では?と思うこの頃です。

人の生命を育てる、生命力の強い食べ物とは?

一昔前はどのお家も似たような献立だったように思います。

ごはんとお味噌汁とお漬物に野菜の煮物や焼き魚、煮魚、てんぷらなど。そこにたまにはちくわやソーセージ、つくだになどの加工食品。

使う素材はみんな旬のものしかありませんでした。インスタントも野菜工場も水耕栽培もなかったのです。今思えば健康的な時代でした。

 

しかし、日本の食卓の今はすごく違うと思います。

加工食品、冷凍食品、インスタント、外食、出来合いのおかずをスーパーやデパートで買う。家庭菜園をして自給自足に近い人、素材を買ってきて料理する人。

 

それはいちばん違うのはおいしさでななくて、体に与える影響です。栄養価やカロリーではなくて、ナチュラルな健康な体を育てると言う意味で違いは大きいと思います。

 

主食について考えてみましょう。

麦ごはん入りの白米ごはんは、麦で栄養価はアップしますね?繊維質も多くなりますから整腸作用にも効果あるでしょう。

 

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かやくごはんは、白米にいろいろな根菜類やあげ、キノコなどが入り主食とおかずがセットなったようなもの

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玄米ごはんはモミガラをとっただけのお米ですから栄養価が高いですし生命力も強いでしょう。ですが、消化しくい、栄養価も高いけれど、体の毒素も栄養価も排出する働きもあります。

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うどんは消化しやすいと思われていますが、小麦粉のグルテンは消化にエネルギーをたくさん消費するので食べ過ぎないことも大切。

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お蕎麦は栄養価も高いし。体をあたためる素材でもあるのでいいですね?

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パンはどうでしょう? 軽いのであまり食べたくない時や、シニアには朝食やランチには手軽でいいのですが、小麦粉のグルテン、乳製品のカゼインを含むので消化にたくさんのエネルギーを使います。

なので分搗き米のごはんの方がいいです。

 

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 テレビで森英恵さんのお孫さんである、森泉さんはお母様がアメリカ人。なので学生時代、お弁当にフランスパン一本持たされたりしたそうです。

アメリカはランチはほんの少しエネルギーを補給する程度のようです。

 

主食は分搗き米がいいと思います。

わたしは、19歳に田舎を離れひとり暮らしになった時、食事作りに向き合いました。

自然食、マクロビオテック、ベジタリアン、いろいろ経験し行きついたところが、なるべく生命力の強いものをナチュラルに食べる、です。

 

玄米は良い点も悪い点もあります。白米はおいしいですが、生命力、栄養価を考えるともったいないです。だから基本、分搗き米です。

3分搗き~6分搗きくらいがいいです。8分搗きは白米に近いですから。

白米を食べる時は、もち麦やきび、黒米などを入れた雑穀米にします。これもおいしい。黒米は少し入れるだけでこんな色になります。お米1合に黒米大さじ1杯くらい。

 

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  野菜や果物は地産地消を基本に!+国産中心で

 野菜や果物は旬で自然栽培で、無農薬であるばかりでなく、無肥料が理想。

味噌や醤油、みりん、納豆などの発酵食品は、発酵菌を植え付け短期栽培でなく、ちゃんと菌を自然に塾生発酵させたもの、

 

食べ物は基本は国産。嗜好品程度なら外国産もあり、程度です。加工食品はできるかぎり無添加。お魚は天然しか食べません。これもたまに程度。

基本ベジタリアンに近いです。鰹だしを使うとか、新鮮ないりことか、鯵の干物や天然紅鮭くらいですね。

 

その土地に住んでいる人にはそこでとれるものが健康にいいので、国産、無添加、旬、生命力の強いものは人の生命力も強くする、を基本に考えます。

地産地消は理に適っているのです。

  

健康のための歩きかたと歩数を間違っていませんか?

青柳幸利医師の17年の実験データでわかった真実は?

65歳以上の人を17年データをとり続け今なお継続中の、青柳医師のデーターでわかったことは、8,000歩/1日のうち、20分は速歩きが理想的とのこと。

群馬県中之条町で今もなお、この実験は続行中で、世界ではじめてのデータだそう。

 

一日一万歩歩きましょう!が定着していた感じですが、そうではなかったのです。

 

この、8,000歩とは、家事や仕事や通勤や遊びも含んでのことなので、ウォーキングを8000歩しなくていいのです。

これ以上歩くのは体力はつくけれど、健康効果はないのだそう。

 

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 人々の平均が、日常の暮らしで歩く歩数が、主婦で4000歩、シニアで2000歩、会社員で5000歩だそうです。

あなたが主婦なら、後、4000歩き、そのうち、20分が速歩きでいいのです。一般的に、8000歩とは、約5キロだそうですから、時間で言うとⅠ時間です。

普通に歩くと4000歩は30分くらいですから、あと、ウォーキングは速歩きを20分、普通歩きを10分すればいいだけですね?

 

私の場合はひとり暮らしなので日常の歩数は1000歩くらいかな?だから50分は歩いたほうがよさそうです。

 

健康のために歩く場合の注意点

水分補給しながら歩く。夕方歩くのが良い。炎天下は危険なので、デパートの中を歩くのもいい、ゴルフは歩き過ぎになるので、カートに乗ったほうがいい、など。早朝ゴルフも危険なのです。

 

水持参であるきましょうね!スポーツドリンクは水で薄めて飲むのもいいそうです。

朝起きた時は、血液どろどろ、心拍数や血圧は上昇しているので、この状態で歩くと、脳卒中や脳梗塞が起こりやすいのです。

 

歩けない人は、室内で足ふみでも効果があるし、階段の上がり降りも速歩き効果があるそうです。

歩幅を広く歩くと、背筋が伸び正しい姿勢になる!

20分の速歩きで意識すべきは歩幅を広く!

これが大事なのです!歩幅を広くすると、背筋が伸び、腕を振り、自然に姿勢がよくなりちゃんと運動になるのです。

 

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 毎日、8000歩き、そのうちの20分が速い歩きであれば、認知症、がん、糖尿病、骨粗鬆症、寝たきり、うつ病、などのなるリスクがかなり減るなんてうれしいですね?

大腸がんは便秘が原因であることが多いそうだし、歩くことで便秘改善になるし、歩くことはいいことづくめです。

便秘原因は食べ物の繊維不足と運動不足が一番の原因ですから。

 

カルシウム不足で骨粗鬆症になるのではなく、多くは運動不足が原因ですから。

カルシウムはとっても運動とセットでないと体は吸収しないのです。だから、牛乳を飲むよりも歩いて水を飲みましょう!

高齢者が転んで骨折は、いちばんの原因は運動不足だからカルシウム不足になっているのです。

牛乳は赤ちゃん牛に必要なもので、シニアには要らないのです。運動しないと、牛乳飲んでも、小魚食べても、わかめ食べてもカルシウム増えないのですよ!!

電車でケッチ⇒お昼寝の赤ちゃん

絵画教室に通っていたので、のんびりムードの空気が漂う時は、電車内でスケッチしていました。朝の通勤時間や夕方の通勤帰りの時間帯は描きません。

 

お休みの日の昼下がりの電車の中、 ママのおかあさまらしき方に抱かれてお昼寝しています。 8か月くらいでしょうか? まだ、歩く前の男の子のようです。

数枚スケッチしました。 あかちゃんは眠っているし、 ママもおかあさまもお話に夢中で気付かれていない感じがします。 が、どうでしょうか? (たいていの人は敏感で視線にはすぐ気付かれます)

たいてい描く時間は数秒です。

 

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50歳を目前にして、絵が描きたくなりました。 花の絵が描きたい、と思いました。 電話帳で教室を探しました。 見学に行き、ちょっと、入りにくい感じがしましたが、 行くことにしました。

花の絵が描きたい、というと、先生は、花の絵はむずかしいですよ、 といわれました。 デッサンからはじめることにしました。

教室に行けば、毎日10分クロッキーの時間がありました。 毎日した方がいいとのこと、でも機会がありません。 そこで、電車でスケッチを思い付いたのです。

 

 このスケッチは教室に行きはじめて1年くらいたった頃です。 初めは全然描けませんでした。 でも続けるうちに慣れてきました。 

絵もいつからでも趣味なら描けるようになります。

 

いい絵が描けるかどうかは、うまく描こうと思わないで無心で集中することだとわかってきました。

少し器用な面白くない絵は無意味です。下手でもいい、おもしろみのある絵が描きたいと思います。ただ、技術もあった方がいいので、デッサンからした方がいいです。

わたしもあきれらるくらいヘタでしたが、2年近くなった頃にはが学校で開催される展覧会や、コンクールで選ばれるようになりました。

 

一番苦手だったのが石膏デッサンでした。まず、100枚、が先生のアドバイスでした。描きこむので、1枚がなかなか仕上がりませんでしたが、まず、100枚の意味はわかりました。

食べ物と健康の関係は、引き算も大事!

食事バランスをとれている方が健康になる、しかしそれだけではない!

たいていの方は食べ物のバランスは考えていると思います。できているかどうかは別ですが。お肉や油脂類、お菓子は控えめに、野菜を多く食べるのいいと考えているのが一般的ですよね?

 

この栄誉バランスは基本的に実践して健康につながると思います。ただ、栄養学的にバランスだけOKになればいいとは思いません。今までの伝統を基準にもう少しアバウトでもいいと思います。

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母が入院しているのですが、朝ご飯のメニューに疑問を持ちました。

お味噌汁は毎日これは納得。牛乳も毎日、これ疑問です。

和食に毎日牛乳って組み合わせが妙だと思います。朝は和食だけでバランスをとる方が自然ではないでしょうか?

ごはん、みそ汁に玉子焼きや鮭、鯵の干物をつけるより、安くて簡単なのしょう。

 

食べる量や質も大事!サプリメントは不要では?

食べる量は運動量や体重にも関係あると思いますので、基準は体が軽いか?だと思います。食べ過ぎると体が重く感じるし、それで体重が増えるので思いのです。

重く感じるようでしたら、少しづつ減らすと慣れてきます。そうやって適量を見つけるのです。

 

よく噛むと食べる量が減るのは確かですが、これもほどほどでいいと思います。一口30回とかはあり得ません。気も落ち悪いです。

普通に噛めばいいし、固いものも食べると自然に噛む回数が増えるので、食べ物はやわらかいもの、固いものいろいろあるのがいいです。

 

1日に水2Lなども無茶だと思います。炎天下の仕事や力仕事の場合は、もっと飲むかも知れませんし、家の中だけで少しの家事の高齢者ならそんなに飲んだらむくむと思います。

 

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体によさそうだからといろいろサプリを飲むのも疑問です。サプリには添加物がたくさん入っています。栄養は食べ物からが基本が自然な考え方だと思いませんか?

 

なにより、素材から料理することが質の良さにつながります。調理過程の添加物を減らせます。新鮮な旬のものを選ぶこともできます。

 

老廃物をきちんと排出できているかチェック!

老廃物は、毛穴から、リンパ腺から、尿や便から排出されます。だから便秘は解決すべき基本。繊維質のものを食べていないとか、体を動かしていないとか基本が間違っていると思います。

精神的な面もありますが、これはいくらかの問題で基本ではないと思います。

現代人の暮らしは、文明が進み過ぎてかなり不自然になっているので、これは歩いたり、ストレッチしたりして補うしかないですね?

車も家電もなかった時代は常に体を動かしていたのです。

 

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加工食品の多さも繊維質の不足を招いていると思います。

たまにならいいのですが、ジャムより、リンゴやミカンをそのまま食べる方が健康にもいいし、便秘改善にもなるでしょう。

食べ方に関しては、一昔前に戻ってみたいですね?お魚や果物、野菜を買ってきて料理すれば大幅に添加物は減らせるのです。

 

ひとことでかんたんに言えば、添加物は食べ物でない化学物質で、防腐剤、着色、味をよくするためのもので、健康は微量でも害するものですから。

微量だからいいとされているだけなのです。後年になって禁止される添加物もありますから、今厚生省が許可しているからといって安全とは言えません。

生命力の強い食べ物は人の生命力も強くする!

食べたもので体はできている

けれど、肉を食べたら人の筋肉になるわけではない。

植物にもタンパク質はある。

ベジタリアンも筋肉があるし、
ライオンも筋肉がある。

ライオンはシマウマを食べる。

人が肉を食べる時、草食動物を食べる場合が多い。

牛も筋肉がある。
牛は草を食べるけれど、穀物もイモ類も食べる。

草のない冬場は干し草やわらも食べる。

 

人は他者の命をいただいて生きている。

肉もお魚も野菜もお米も果物も生きていた。
だから生命力があるから、人の命も養う。
人は他者の命を奪い、自分の命をつないでいる。

この現実はすごい!!何と言えばいいのか?
神様は何を考えているのだろう???

神様って善でも悪でもなく、変えられない事実であるだけなの?と思う。

生命あるものしか人の命は養えない!

生命力の強いものを食べた方が人の生命も強くなる。
しおれた野菜より、今畑から抜いた野菜の方が生命力は強い。

 

だから、人もしおれた野菜食べるより 元気な野菜食べた方が強い体になる。
栄養価も高いし強い生命力もある。

温室育ちの、冬のトマトより、
夏に畑で採れたトマトの方が生命力がある。

水耕栽培のトマトより、
土に植え太陽の光や風を受けて雨を浴びて育ったトマトの方が
生命力が強いし栄養価も高い。

だから旬の野菜や果物を食べる方が自然。

 

野菜工場で水と電気の光と化学肥料を、
与えても緑の野菜は作れるけれど、
生命力は弱いと思うから、
人が食べておいしくても体は強くならないと思う。

動物より、植物の方が生命力は強い。
畑の野菜より、野原で育った肥料も
与えない野草の方が生命力は強い。

その土地で育った野菜や果物はそこに住む人の体には合う。

 

食べ物は命をつなぐ力、体を造る。
エネルギーになる、栄養、調子を整える、

 

ということは、元気に病気にならず、
天寿を全うしようと思ったら、

何を食べるか?どう料理して食べるか考えた時、
指針になるのは、

”自然だろうか?自然に近いだろうか?

が基準になると思う。

 

ただ、万人に共通なこともあるし、
自分の体が受け継いだ先祖の遺伝子も関係あると思う。

生まれ時は万人が0ではなく、
受け継いだ遺伝子という財産は人により違いもあると思うから。

 

ああ、現代人の暮らしはなんと不自然が多いことか!

sou・sou(そう・そう)の服は和風モダンで個性的!

sousouの服をはじめて見た時、北欧風の感覚を和で表現した感じ、と思いました。わたしは和のイメージの着るもの、雑貨なども好きです。でもなかなかおしゃれで納得のいくものは少ないですね。

古い着物を洋服にアレンジしたものもよく見かけますが、おしゃれとは言い難いセンスのものが多いです。

このそう・そうの若林さんが手がける着るものや雑貨は、テキスタイルが斬新です。

 

日本でもう後継者のいない伝統技術や一社しか残っていない伝統技術を持つ会社などとコラボしていろいろな作品を作っているんです。

 

肌触りがやわらかい伊勢木綿でつくった服、おもしろい和柄の地下足袋など。地下足袋は足の健康にも親指が離れているので足を鍛えるし、おもしろいです。

 

シンプルなナチュラル感覚の服にあわせてもおもしろいし、ロック感覚の服に合わせてもおもしろいと思います。

若林さんは以前中国に発注していて、日本の職人さんとモノづくりをしたら、いい仕事をしてくれるし、とても楽しくて次の日から作務衣を着るようになったとのこと。

それから90歳のおばあちゃんひとりしかできない技術のものもあり、このひとにSPつけてほしいと。すばらしい考え方の人は発想も素直で素敵だと思いました。

 

 

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 大きな水玉は思いっきり大きくてスカッとします。優しい感じのもんぺふうのパンツと合わせて。

 

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四角い布を接いだだけの誰でも作れるようなTシャツ風ジバンも着た人に寄り添ってくれます。細くてもふくよかでもなじみます。

 

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こちらも大胆な柄がスカッとしますね?


そうそうのテキスタイルはとてもかわいいですが、子供っぽくないのです。同じ柄で手ぬぐいや足袋やいろいろに展開されています。浴衣もとても素敵です!!

 

お洋服は個性強いので部屋着から着て見るのもいいかな?スカーフも大好きな柄で素材感のいいものだったら冷房対策にも、おしゃれにもいいですね。また、京都に行ったら立ち寄りたいものです。ネットでも買えます。

家具や座布団もいいですよ!北欧の大らかでモダンな、あのセンスが好きだけど、日本の家にはちょっと、と思われる方にもいいですね。

あの北欧の感性を和で表現したらこんな感じ、と思います。

 

夏にそうそうの服とモンペ風パンツと下駄ではいてみたいですね?靴ならペタンコの靴で、ナオトの靴やスペインのカンペールなんかが合わせやすいと思います。

女性向けライフスタイルショップ 、スージー(susy)で、あしながおじさんを懐かしむ♪

スージー(susy)は、北欧風のインテリア雑貨がちょっと素敵です。なぜか子供の線書きふうのタッチの絵が好きです。へたうま風の。小さい時に見た絵本や童話の挿絵はもっとかわいいとか美しいとかの絵がほとんどです。

 

それが、線書きの変な絵を初めてみたのが、小学生の高学年だったと思うのですが、あしながおじさんの挿絵でした。可愛くも美しくもないのですが、妙に魅かれました。

色もなく黒い線のみです。

 

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それからこんな絵を見るたびにいいなあ、と思うのです。そういえば幼児の初めて描く絵も線書きですよね?

わたしが本大好きの頃は、あしながおじさん、赤毛のアン、星の王子さまが大人気でした。今も赤毛のアンや星の王子さまを愛読書に上げる方は多いですが、あしながおじさんはどうでしょう?

片田舎の山里で育ったわたしには都会の空気を感じられる、あしながおじさんが好きでした。

 

孤児院で育ち、資産家の目にとまり、毎月手紙を書くことで奨学金を受け、その資産家と知らずに、ジャービス坊ちゃまと知り合い、結婚することになり、その人こそがあの、奨学金を送ってくれている、あしながおじさんだったと知るのです。

 

ジュディの都会の寄宿舎生活にもあこがれました。シンデレラのようなお城の王子様ではなく、都会の暮らしにあこがれた、山里で夢中で読んだ、あしながおじさんでした。

 

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このお皿はパン皿です。飾り皿としてもいいですね?

描いているのは、これまで多くの作品の中でねこを描いてきた宇野亞喜良さん。
宇野さんも大のねこ好きで、ご自宅では2匹のねこと住んでいるそうです。

人がネコに魅かれるのは自由な生き方もそうですが、人の動きにすごく近いので親近感を感じるところもあるのかな?と思ったりします。



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トートバッグはウォーキングの時にも使えます。ハンカチや飲み物を入れて。わたしもこんな絵を描いてみたいです。

余白の多さがイメージを膨らませるのでしょうか?それとも幼い子の絵に似ている素朴さでしょうか?

 

ネコのブレスレットです。ネコは見あきない可愛さです。

ねこ好きのクリエイターによるオリジナルねこ雑貨です。

 

ほんとうに喜ばれる、贈り物を考える…

贈り物はいただいてもうれしいし、贈ることを考えるのも楽しいと思います。

 

贈り物に何を贈るのがいいのか?何が喜ばれるのか?心がこもっている贈り物って何なのか?ときどき原点に帰って考えることがあります。

小学生の時、授業中に手作りが心がこもっているというのが定説のように言われているとき、正直、わたしはよくわかりませんでした。

クラスメートはほんとうにわかっていたのでしょうか?

 

自分が納得したことしか行動できない、生まれもった正直さと頑固さがあって、何でかしら?と。

片田舎で、歩いて4キロの道を通い、テレビも車もない、あるのは自然だけ、食べるものはほぼ自家製、お味噌も漬けものも自家製、加工食品もありましたが、ほとんどは原料から作って食べていました。

着るものは都会へまとめて買いに行ったり、行商の人から買ったり、洋裁や編み物を学んだ人にオーダーもしていました。

自然の中でほとんど手作りが基本の生活ですから当たり前すぎて、手作りが心がこもっている、という意味がわかりませんでした。

 

あたりまえの普通のことに理屈をつけているのがよくわからなかったのです。

 

しかしモノがあふれる今は、贈った方がいいの?迷惑じゃないの?とか考えることもありますよね?

贈り物にいいのは、思い出になるのもの?消えていくもの?

それは親しさや関係によると思いますが、私は基本消えものにします。ものはあふれ好みに合わない場合は、迷惑に近くなると思うからです。

絶対使う消耗品かお花か食べ物になりますが、女性ならお花か食べ物、食べ物なら好き嫌いを知った上でしか送れませんね?

家族でなければ絶対使う消耗品なども味気ないので贈りません。

 

御世話になった方、友人などにも思い出になるものも贈りません。思い出を作るために、とか言う言葉も少し違和感があります。

思い出って作るもの?自然にできるものが思い出、では?と思うのです。だから思い出になるように、なんて押しつけはしたくないですし、モノには執着しないで生きたいです。

好きなモノにこだわって生活はしたいです、その方が楽しいから。でも、執着はしたくないのです。だから、何かを集めるなんてあり得ません。

 

わたしが今まで生きて来ていちばんうれしかった贈り物は絵です。

 

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それは、何の記念日でもない普通の日に突然来ました。わたしの大好きな作家さんが、はがき大くらいの大きさでしたが、時間をかけて描いてくださった絵でした。

 

いつもこの絵を見ると、厳粛な気持ちになります。

 

わたしもこれからする贈り物は、手土産でもお礼でも心をこめて贈りたいと思います。