認知症の診療は解らないことも多いのが現実。
認知症のケースはさまざまあってどの要素が組み合わさっているかで使う薬が違うのでどの方法がいちばんとはなかなか言えないようです。
結局、今存在する中でいちばん信頼できる医師に出会うこと、が大切なのかな?と思えてきました。だから説明は良く聞き、自分でも考え、よく観察して変化を見ながら対応を変えるしかないのです。
基本は出来る限り薬は少ないことが肝心のようです。 薬の使い過ぎや間違った処方は悪化するのです。
普段から情報をあつめ、口コミを聞き少しくらい遠くても、真摯なよい先生に出会うことが重要だと思います。
認知症診療の確かなよい情報ってなかなか集めるのが難しいので、認知症患者の会などに入っていろいろ聞き集めたり、専門医のブログなどからもヒントは得られます。
老年科医の独りごと:https://ameblo.jp/lewybody/
をご紹介しておきます。学べることがたくさんあります。
読者さんの質問と先生の返信から、自分の家族の症状を比較して、わかることもたくさんあると思います。
一般の認知症診療を受けて悪化のケースもある。
認知症診療もある病院で治療を受け悪化の例もあります。薬が合わないとか、処方が間違いのケースや量が多すぎたケースなど。
認知症のコーノメソッド実践医を返上された医師も。
長く認知症の患者を見てこられた医師で、コーノメソッドも試し、だんだんご自身の診療と違う見解も多くなって、コーノメソッド実践医を返上されたのです。
なので、今の認知症治療のいちばんがコーノメソッドともいいきれないのです。
コーノメソッドで悪化のケースも報告がある、のも事実。しかしよいケースもあるのです。
母がコーノメソッドで診療を受けた感想。
わたしの母の場合は、もう高齢で進んでからの受診であったので何が悪かったのかは正確にはわかりせんでした。
よかったことは、暴言はほぼなくなり本人も家族も楽になったこと。
救急で運ばれた病院や近くの病院でいただいた便秘薬は効果がなかったのですが、コーノメソッドで処方された薬は、下痢にもならずスムーズに便秘が改善されたことです。
便秘は本人も辛いし解決しなければならない問題で改善されことは大きかったのです。
コーノメソッドの先生に、このタイプの認知症患者はほぼ100%便秘です、便秘を改善しなければ認知症はよくなりません、と言われたことが気づきのきっかけになったのです。
認知症の受診はどこがいいか?のまとめ。
一般の病院もコーのメソッドも使う薬は同じでも量や、何にどの薬を使うかは医師によって見解は違うので、いつも謙虚にこれが正解と決めつけず患者をじっと観察してくださる先生に出会うこと。
自分の家族の症状に経験が多く確かな判断ができる医師に出会うことが大切なのかな?と思います。
薬は微調整し極力少なく使うことも基本のようです。