終活は何歳からするのがいいのだろうか?

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終活はいつするのがいいのでしょうか?

自分の最後っていつくるかわからないことを考えれば、必要最低限のことを書いた遺言は独身でも既婚者でも作っておいた方がいいと思いますね。

 

テレビで坂上忍さんは、50歳で終活は終えたといっておられました。

一般的には、定年の60歳から65歳で、または親を見送った時くらいがいいかなと思います。親の介護や葬儀を経験すると何が必要かわかりますし。

 

わたし自身も最後まで生活をどうするかしか考えていませんでしたが、最後を迎える前後に困る問題がたくさんあることに親の介護と葬儀を経験して改めて気付いたのです。

でも、こういう問題って想像つくことなのに、どうして考えなかったのか自分ながら猛反省しました。

まずは遺言からと考えて見たけれど

生命保険、長期投資、預貯金、などを整理する。生命保険は受取人をどうするか?デジタル遺品整理もありますね。

長期投資や預貯金は自分名義だから他者が引き出すにはどうしておけばいいのか?遺言で書いておけばいいのか?すぐ使える現金も必要だからどうするか?

 

決めておかねばならないこと、伝えておかねばならないことはたくさんあります。最後まで頭も体も元気なままでいられると思っていたことに気づきました。

事実、親の認知症を経験していながら、自分は大丈夫、と思ってしまうんですね?人間の性として、

田舎の近所の人の最後のケースは?

  • 親の家で子供が同居
  • 子供の家で同居してお世話になる
  • 身内や公的な生活支援を受けながら数年
  • 突然死(心臓発作、脳梗塞、肺炎など)
  • 倒れ救急車で運ばれ一週間以内に死亡
  • 倒れ病院で数カ月
  • 病院のホスピスで数カ月
  • 長期療養型病院で数カ月
  • 施設で数か月~数年(養老院、特養、グループホーム、高級老人ホームなど)

ほんとにさまざまなケースがあります。

しかし、誰の世話にもならない最後はありません。

今の時代(2017年)に最後を迎えた高齢者たちは、ほとんど子供が数人はいる環境です。しかし団塊の人たちが高齢になる頃は、子供は少ないです。

そのあとの世代が高齢になる頃は子供はさらに少ないし、生涯独身も多いいし、晩婚も多く子供のいない人も増えています。

独身者は経済と遺品整理では迷惑をかけない!

子供のいる人はとにかくなんとかなるでしょう。しかし独身者はなんとかなりません。放置され公的機関がなんとかした、状態にはなりたくないです。

そのためにまず、

  • 経済的準備はしておく。⇒実費とお礼
  • 暮らしをミニマムにしていおき出来るだけモノは少なくしておく。
  • 遺品整理などは調べて業者に依頼や記述はしておく。

作家の曽野綾子さんは、死んだ時は、ブラウス2枚とスカート1枚にしておきたい、とか、おっしゃっていましたがそれは不可能でしょう?

最後の数年が施設ならかなり少ないと思いますが、ひとり暮らしなら家財道具は1トンくらいにしておきたいと思います。

一般的には、1LDKで2トンでも少ない方だと思いますが。

不用なものは常に捨てておきたいです。

 終活をはじめると今後の生き方がポジティブになる!

まず、経済的な整理や準備からはじめ、遺言、と一つづつ調べていくことでこれからの生き方も変わってくると思います。

晩年はのんびりでいいと思っていましたが、残り時間ややるべきことが見えてきたらぼんやり生きるのはもったいないと思えてきました。

終活っていいことがたくさんあると知ったのはメリットでした。