親が住んでいた家に誰も住まなくなったら…

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家はしばらく残す?解体する?

親が住んでいた家に誰も住まなくなる時は、他界だけでなく、施設に入ったり子供と同居したりもあるし、時々帰ってくる場合も、全く不要になる場合もあります。

状況によっては当分、ガス、水道、電気など継続したままで置きたい場合もあるでしょう。

 

すぐに家具やその他を処分してしまう場合もあるでしょう。家そのものも解体した方がいい場合もあるでしょう。

お寺と檀家の関係もどうするのがいちばんいいのか?その家を誰も近くで継がなくて住まない場合は片付けるべき問題はいろいろあります。

地方は空き家だらけで街の景観も悪くなる

今、地方の家は3割が空き家と言われます。都会で暮らしていた時は空き家を見かけることはありませんでしたが、地方に引っ越ししたら、空き家だらけです。

もう住まないであろう、朽ちて行っている家もあれば、大きな立派な家だけど放置されたままの感じの家もあります。

 

昔は分譲住宅だったらしく、数軒同じような作りの家が並び、そのうちの一軒だけにまだ住んでいる人がいる、状態の住まいもあちこちで見かけます。

まだそこに住んでいる人って、わびしく寂しいですよね?漂う空気感が。安全面でも不安があるし、

家を建てたいよい立地は田舎でも少ない

立地条件がよい場所なら空いた周囲を買いしめ広いお庭にしたり、家庭菜園にしたり素敵な環境にもできますが、そういう立地のところは意外と少ないです。

今見れば、家を建てたい良い立地の場所って地方でも少ないことがわかります。すぐ近くに裏山が迫っていて暗いし蚊が多そうだったり、竹が繁殖していたりします。

思っていたより日本の街は海抜低い?

日常の買い物も便利で、まわりの景色や見晴らしもよく、交通の便もよく、海抜も低くなく、家を建てたい場所ってないです。

都会に住んでいると気づかなかったけれど、地方都市ってほんとに海抜低いところ多いです。日本中の街が多くは海抜低いのかも知れません。

 

こんなに海と街と近かった?漁師町でないのに?と思います。

都会に住んでいたら広過ぎて、部分しか見ていないので全体を把握できていないから気づかなかったのですね?

ただ通勤していて、宝塚に住んでいたので梅田に着くとだいぶ下に降りてきた感じがし、本町や心斎橋まで来るとさらに下に降りた感じは感覚的に感じていました。

 都会の街は海抜高い所も低い所もあった

つまり都会でも宝塚は海抜高いけど、本町や心斎橋は低いのです。そこから車で谷町4丁目とかに移動すると海抜少し上に感じました。

見渡せなくても体って高さは感じるのです。気圧は変わらなくても。

 

海に面していない、滋賀県、奈良県、長野県、岐阜県、群馬県、栃木県、などは別。

また、京都は日本海側は海に面していますが、京都市の街は山に囲まれた盆地です。盆地って土地そのもの海抜はどのくらいなのか知りたくなりました。

 田舎でも海抜低くない場所もある

わたしの実家がある場所が、少し僻地で海と山が近くても坂道の地域で海抜が低いところに住んだことがないので気づきませんでした。他の町が海抜が低いことを。

僻地といっても道路が整備された今は近くの集落には車で10分ですが、昔は遠く感じたものでした。見晴らしがよく、海がすぐ見えても生活環境はどちらかというと山を身近に感じていましたから。

 理想の住まいってわからなくなった

経済を考える時、家は財産ではなく負債と見なす考え方がこういう場合はしっくりきます。人口が少なくなっていくのでますます家は負債ですね?

その家が建っている土地に価値がなければほんとに負債でしかありません。解体にも大金がかかるでしょうから。

 

人が住むのに理想の家って立派である必要はない気がしてきました。簡素で丈夫で必要な大きさで、アレンジしやすい箱のようなものがいいように思えてきました。

でもビルみたいな箱でなく、屋根は傾斜があって軒とかひさしは広い方がいいし。雨除けや日射しを避けたり、つまり、人にとって快適な箱でなくてはね。

 

たいていのお家が花壇があるように野菜畑があって果物と野菜が採れたらいいですね?あまり手をかけずに出来たらうれしいです。

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