高齢ひとり暮らしになった時困らないために、

人生は最終章がむずかしいですね?不自由な時だからこそ幸せに暮らしたいものです。

 

高齢者の生活を若い時から身近に見る生活が理想。

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母が88歳になるまで介護問題は考えることもなかった人生から一転して自分の問題になった4年あまりの日々は、自分の今後を考える時間でもありました。

都会で働く若い人や働き盛りの人しか見てこなかったこれまでの世界とは全く別の面ばかり見える環境で、見える世界が全く違うのです。

そこで学ぶことは多いのですが、現役から退いた今では遅いこともあるので、若い時から高齢者が身近にいることはとても意味のあることだと今さら気付くのです。

高齢者は足が悪い人が多い。

田舎の近所の人、高齢者が多いさびれた地方都市の人、母を連れていく病院で見かける人、入院先の病院で会う人。

長期療養型の元気になって退院することがない病院で知りあう高齢者の人、たくさんの高齢者に接して思うことは、足が悪い人が多い!です。

寝たきりや伝い歩きもできない人が多いのです。

定年退職したら、大股で速足で歩くことを習慣に!

80歳過ぎてスタスタ歩ける人はほんとに少ないです。その中でひとりだけ85歳近いのにスタスタ歩き背もまっすぐな人がいました。

その人は仕事はしていなくて一人ぐらしです。食べ物に特別気をつけていることもなさそうです。でも何かあるはず、と考えて見ると、とてもよく歩く人です。

 

毎日歩いて10分から20分くらいはある近所の家をたずね歩いてていました。どこの家でも行っていました。ということは毎日1時間くらいは歩き、何人かとおしゃべりする日々なのです。

歩いておしゃべりする、これがいいのかも知れません。田舎の人は多少嫌だと思っても顔にも口にも出しません。それに顔見知りレベルよりは良く知っている間柄なのですから。

 

何かの趣味もなく、趣味レベルで自分で食べる野菜を作ることもなく、ひとり暮らしではひましかないような気がするのですが。

それでも一日が過ぎるということはほぼ歩いておしゃべりしする時間が主で、ちょこちょこと家事をしている感じですから、歩くって大きいのだと思えます。

毎日お味噌汁をつくり適当にごはんと野菜を食べる!

高齢者でついお菓子を食べ過ぎる人にはいません。子供の頃からあまりお菓子は食べない生活が身についていて、食べ過ぎることはないようなのです。

特別栄養バランスを気をつけなくても、お味噌汁を毎日つくり適当にごはんとおかずを食べジュースやお菓子は控えめであればいいのかな?と思えます。

 

食べる量は多くないようなので、できるだけ新鮮な質のいい食べ物がいいと思います。

インスタントはやめて、きちんとつくられた加工食品をお取り寄せし常備しておくのもいいと思います。

高齢者は掃除がしんどいみたい。

 田舎で住むようになって以外に思ったのは、高齢者はひまでも掃除好きでないこと、料理好きでないことでした。

少し畑をしている場合は、畑の仕事とお洗濯はよくしています。でも、料理も掃除もあまり好きでない感じです。

 

掃除と料理をもっと好きになれば快適感は大きいのに、と思うのですが。いろいろやる気がなくなるようです。

ですがこれは認知症の始まりになりやすいので、やる気すくないけれどやり始めれば少しやる気は増すので意識していたいと思います。

掃除サービスを使えるくらいは経済的余裕を持ちたい!

掃除が好きでない理由の人は、掃除機が重い、片づけは力がいるというのもあるのでしょう。わたしは台所の水まわりや換気扇、お風呂、などは定期的にプロの掃除サービスを使いたいと思います。

 

経済的に余裕があっても今の高齢者はそういうところにあまりお金を使いません。

服や化粧品もあまり必要なくなりますし、家庭で必要なほしい道具もありません。だからあまりお金は使うところはないのです。

 

旅行に行くこともなく、近くにカフェもない田舎ではお金を使うところは、孫や子供にあげるお小遣いや冠婚葬祭くらいしかないのですから、もっと自分のために使えばいいのにと思います。

高齢者は自分快適のためにもっとお金を使ってほしい、それが家族の希望でもあると思います。

今できることは体を動かし経済的余裕を備えておく!

行く着くところ、お金とこころとからだの健康。

趣味でも好きな家事でも一所懸命になれることがあること。

気軽に話せる人が近所にいること。

 

こういう状態なるようにしておくことかな?と思います。