2018年は食をシンプルに考え直して見たい
冷蔵庫に食べ物がいっぱい入っているのはいい?
テレビでも雑誌でもシェフや料理研究家、料理自慢の芸能人、素人の工夫されたおいしそうなメニューがたくさん紹介されていますね?
冷蔵庫はきれいに整理され、半調理や調理済みの料理がたくさん入っています。
こんなにたくさん入って傷まないうちにおいしいうちに食べ切れているのだろうか?と疑問に思うほどです。
でも、自分で試してみたり、たくさん作って何回も食べさせられたりした経験からも、そうおいしいものではないと思いますが…
加工食品や冷凍食品、出来合いの料理やインスタント食品の利用も少なくない現代の食卓って豊かでしょうか?
意外と、そうおいしくもなく、栄養価も生命力も高くない、旨みだけは合格レベルで、質は高くはない気がしませんか?
多くの外国の人たちはもっとシンプルな食生活です!
ある外国の大使の方が、自分の国では毎日同じようなものを食べている、とお話されていました。
日本では、和洋中が当たりまえになっていますし、イタリアンも日常化しています。都会ではあらゆる国の料理が食べられています。
今日の夕ご飯のメインの献立は何にしよう?と悩むこと自体ナンセンスだと思います。
お腹がすくから食べるのです。生きるために健康維持のためにエネルギーや栄養が必要だから食べるのです。
食べるということは他者の命を奪うこと。
命のない無機質なものを食べても人は生きていけないのです。
食べることは遊びではありません。お家はレストランでも料亭でもありません。もっと普通に気負わず、体にいい普通のご飯でいいはずです。
その代わり、素材の質にはもっとこだわるべきではないでしょうか?
キリスト教の食前の祈りも日本の『いただきます』『ごちそうさま』
も、いまさらながら納得ですね?
そう考えると、インスタントラーメンではダメですよね?
しなびた野菜も嫌だし、何を食べて育ったのかわからないお肉もいや、養殖のお魚も食べたくないと思いませんか?
おいしいくて健康な食生活はもっとシンプルでいいはず
ごはん、味噌汁、おつけもの(梅干し、らっきょう、糠漬け)の基本に、シンプルに考え直し、冷蔵庫もすっきりしたいです。
家庭では和食と日常化したような洋食や中華、イタリアンも一部はいいけれど、基本和食にして、変化をつけたい時は外食を楽しみたいです。
そうすれば、冷蔵庫もすっきりするはず。
その分、素材には新鮮さや質のよさにはこだわりたいです。
スーパーでは、調味料の種類もあまりにも豊富です。焼き肉のたれ、サラダドレッシングの種類もいろいろ。すし酢も麺つゆも天つゆもできています。
これらはみんな基本の調味料で簡単にできるのに!
完成されたドレッシングや麺つゆのほとんどが添加物が多く入っています。複雑な旨みと添加物が入った変わりに素直なあっさりしたおいしさを失っています。
出来合いの調味料を使うなら無添加にすべきです。手間だけを買うわけです。その分価格は高くなるのは仕方ありません。
しかし、こんなにも便利な一方で食生活が原因の病気も増えています。
とすれば、何かどこかが間違っているはずですよね?
原点に戻って見れば、動物はすべて生で食べています。人は、加熱だけでなく、すごくたくさんの味付けをします。
旨みを追求し過ぎているように思いませんか?
塩だけでもかなりおいしいはず!なのに。醤油と味噌。酢。味醂やお酒。少しの砂糖だけでも十分な気がします。
あとは胡椒やとうがらし、くらいでいいのではないかと。
50歳で田舎に土地を買い移住してあこがれの自給自足生活をはじめた友人は言っています。「自分で野菜つくって採りたてを食べるから調味料なくてもおいしいの!」と。
良い素材は、わずかの味つけでおいしいのです。
旨みを追求するよりも、良い素材を手に入れる方法を追求した方がいいと思いませんか?その方がシンプルにおいしくて健康になります!
ストックしておく食材もを合理化したい
自分の好みのものは調理済も含めて、よい食材はストックしておきたいです。無添加でこだわってつくられているものを。
私の場合は、水、天然紅鮭、こだわりのツナ缶、、納豆、梅干し、小豆あん、など。
調理済みのものは、豆と野菜のカレー、ちらしずし、昆布の佃煮、など。
お取り寄せ、外食、近くで栽培される野菜や果物を買う、などを組み合わせ変化をつけ、シンプルにおいしく健康な暮らしを楽しみたいです。